『菊芋食の研究所』の菊のさんは、犬のリンちゃんと菊芋畑に囲まれた白いコテージで、菊芋食の研究をしています。
リンちゃんは、菊芋畑に迷い込んだ時からずっと菊のさんの傍らに寄り添って菊のさんのボディガードをしています・・・たぶん!
菊のさんが菊芋に出会ってからもう15年が経ちました。
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衝撃的な菊芋との出会い
菊芋との出会いはとても衝撃的でした。近しい人が糖尿病で治療をしていたのですが、2年ぐらいずっと変わらなかった値が、菊芋を食べ始めて1ヶ月変化し始めたのです。3ヶ月経つ頃にははっきりと改善傾向がみられて、先生に不思議がられたと言っていました。
薬でコントロールをしていたので、悪化することはなく現状維持の状態でかろうじてインスリンを投与するには至っていなかったのですが、まさかまさかの改善。
糖尿病は進行すると合併症を引き起こし死に至るケースや、アルツハイマー症との関係も明らかになってきたりと、糖尿病が及ぼす深刻な病気が多数報告されています。
糖尿病と診断されると、概ね栄養士さんから血糖値を上昇させない食事法の指導を受けますが、これがなかなか大変そうで、そう簡単にこれまでの食習慣を変えるのは、まめなタイプやストイックなタイプそれに家族の協力がないと元の食習慣に戻りがちで継続が難しいようです。
だから、薬でコントロールするのが不可欠で、新薬の開発が世界中で行われています。
それなのに、菊芋を食べて値が下がったーーー!?あり得ないと思いました。
調べてわかったこと!菊芋を食べるタイミング
あまりの衝撃に菊のさんは、菊芋のことを調べ始めました。しかし当時は菊芋を扱った本が少なく情報もわずかでしたが、運よく菊芋普及の先駆者にも会うことができたのです。
そこで聞いた菊芋に関するこれまでの報告の数々に、菊のさんは確信したのです。
菊芋って本物・・・
菊芋が日本で古くから食べられていたこと、戦後の食糧難を救ったこと、欧米ではすでに菊芋に注目が集まっていること、糖尿病が改善された人が他にもいること、糖尿病以外にも菊芋を食べてよっくなった症状があること、肌の調子が良くなったことやダイエット効果もあったこと、いったい菊芋って何者なのかしら?
食が豊かになって行くにつれ、日本の食卓から姿を消してしまい、すっかり馴染みのない野菜になってしまったことがとても残念でなりませんでした。
菊芋について調べていくうちに、食べるタイミングで結果に違いが見受けられることが分かりました。
でも、菊芋はあくまでも食べ物です。効果を保証する薬とは違いますし、病気が治ると言うのは危険です。しかし、人類は昔から食べ物の薬理作用を上手に生かしながら、暮らしてきました。菊芋にも何らかの薬理作用があるなら、上手に活用したいものです。
その作用がいい感じで発揮させるには、どうやら食事の始めに食べるのがいいようです。
分かりやすく例えると、ベジタブル・ファーストの考えと同じです。野菜から食べると血糖値が上がりにくいとか、高血圧対策になるとか、ダイエット効果があるとか言われてますが、同じように、菊芋を最初に食べることで菊芋の持っている成分効果や抗酸化力などの恩恵をより受けやすくなるそうです。
食べるタイミングによっての効果の違いは研究によって明らかになっています。
食べるなら食事の最初に、可能ならば朝に食べたい!
「トピ・ファースト」とは「キクイモ・ファースト」
ヨーロッパでは家庭料理に菊芋がちょくちょく使われます。日本でもフランス料理店では、菊芋を使ったメニューが以前からあったようです。菊芋はフランス語でトピナンブールと言います。
「クスッ!可愛い名前」
菊のさんはこの呼び名が気に入ったようです。
菊芋の名称は、キク科の植物で、根っこが芋みたいに見えるから付けられた名前でわかりやすいのですが、実際は芋類じゃないのに、芋と付くからでんぷん質と誤解を受けやすいし、でもじゃがいもをポテトって呼んだりするから、菊芋もトピナンブール(ちょこっと長い)って可愛く呼んでもらえるようになるといいのに・・・と願う菊のさんでした。
だから「キクイモ・ファースト」ではなく「トピナンブール・ファースト」、略して「トピ・ファースト」と名付けたのです。
attention
菊芋は摂りすぎるとお腹が緩くなることがあります。ご自身の体調に合わせ、摂取量の調整をお願いいたします。